新日本・オカダ、来月まで声出し解禁中断もパワーもらった「JONAH投げられる」

 JONAH(左)にキックを見舞うオカダ・カズチカ
 JONAH(左)にキックを見舞うオカダ・カズチカ
 オカダ・カズチカ(下)を攻めるJONAH
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 「プロレス・新日本」(6日、後楽園ホール)

 10月10日の両国国技館大会でJONAHと一騎打ちするオカダ・カズチカが前哨戦で敗れた。

 棚橋弘至、矢野通と組んでJONAH、バッド・デュード・ティト、シェイン・ヘイスト組を迎え撃ったオカダは、体重160キロの巨漢JONAHの肉弾殺法に苦しみながらもマネークリップなどで反撃。終盤にはドロップキックを放って矢野に後を託したが、矢野はJONAHのトーピードに圧殺されてしまった。

 オカダは敗れたものの、前日とこの日は声出しが約2年半ぶりに解禁された観客から、大声援を受けたことで満足顔。この日で声出し解禁は中断、10月14日の後楽園ホール大会に再開となるため、まずは「歓声ありの大会はひとまずおしまいと言うことで、また以前のように、声の出せない応援をみなさまよろしくお願いします」と呼びかけた。

 続けて、「そんな中でも、この2日間でプロレスっていうものをね、知ることができたんで、今日もらったパワーをしっかり持って。本当にたくさんパワーをいただいたんで、JONAHなんてデカい男は軽く投げられるぐらいの力持ちになりましたよ」と声援の効果を強調し、「また、明日から声なしになりますけど、今日のこういったような空間が当たり前のように戻ってくるように、しっかりと戦っていきます」と誓った。

 前日は声出し解禁に喜びの涙を流した棚橋は、今日は笑顔で「昨日に続いて大歓声。必ず声援の力をエネルギーにして、もう一度立ち上がるから。まずはNEVER」と、カール・アンダーソンが保持するNEVER無差別級王座獲りに意欲。さらに、「その先に、もう一度頂点へ」とIWGP世界ヘビー級王座獲りにも色気を見せ、最後は腹回りの脂肪をつまみながらシェイプアップへの意欲を示した。

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