武藤敬司 引退試合は来年2・21東京ドーム!「ジョーのように白く灰に」相手は未定

 蝶野正洋(右)と握手を交わす武藤敬司
 引退試合の日程・会場を発表した武藤敬司(左)と、会見にゲストで登場した蝶野正洋
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 プロレスリング・ノアは7日、都内で会見を開き、所属選手の武藤敬司(59)が来年2月21日に東京ドームで引退試合を行うことを発表した。相手は未定。ノアの東京ドーム大会は2005年7月以来、17年7カ月ぶりとなる。

 武藤は会見で「東京ドームで引退できることをレスラー冥利に尽きる、非常にうれしいことだと思っています。子供の頃、『あしたのジョー』という漫画が好きだった。プロレスラー・武藤敬司、ジョーのようにすべてを出し尽くして、最後は白く灰になりたいと思っています」と心境を語った。

 18年に両膝の人工関節置換手術を受けた武藤は、その影響で左股関節唇損傷を起こし、今年2月に長期欠場を発表。5月に復帰したものの回復が思わしくないことを訴え、6月に来春の引退を表明していた。

 武藤は1984年に新日本プロレスでデビューし、全日本、WRESTLE-1、ノアと渡り歩いた全団体で最高峰王座を獲得するなど、天才と呼ばれて長く日本のトップスターとして活躍。化身であるグレート・ムタの人気も高く、海外でも高い知名度がある。

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