朝倉未来のパンチは「当たらない」内山高志氏、メイウェザー練習に「やっぱりすごい」

 メイウェザー・ジュニアの練習を見て取材に応じる内山高志氏(撮影・金田祐二)
 ミット打ちを披露するメイウェザー・ジュニア(撮影・金田祐二)
 気合の入った表情でミット打ちするメイウェザー・ジュニア(撮影・金田祐二)
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 「超RIZIN/RIZIN.38」(25日、さいたまスーパーアリーナ)

 総合格闘家の朝倉未来(30)=トライフォース赤坂=とボクシングルールに準じたエキシビションマッチで対戦する元ボクシング世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(45)=米国=が22日、都内にある元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志氏が手がけるフィットネス・ボクシングジムで自身初の日本での公開練習を行った。

 奔放な行動で知られるメイウェザーはこの日も周囲の予想通り約1時間遅刻したものの、練習ではミット打ち、サンドバッグ打ちで素早く正確な連打を披露して、実績にたがわぬテクニックを披露。それを観察した内山氏は「やっぱりすごい。軽くやってるんですけど、それでもすごい。単なるデモンストレーションでコンビネーションをやる人とかいますけど、それとはまったく違う。体にブレがない。45歳の年齢を感じさせなかった」と感心しきりだった。

 未来戦の展開については「普通に考えたら(未来は)厳しい。当たらない。世界の名だたるボクサーが当たらなくて負けてるんですから。ただ、朝倉選手は体が大きい。メイウェザーも無理に倒そうというよりも、無難にパンチをもらわずに3ラウンド、テクニックを見せようという感じだと思う」と予想。「朝倉選手がなりふりかまわず突進するようだと、メイウェザーもむきになって強い攻撃に出るかもしれない。逆にいうとそうしないとチャンスはないかもしれない。距離取ってジャブ突いてやっていたら、そのまま終わってしまう。あとは朝倉選手のセンスに期待ですよ」と、未来のチャンスについて語った。

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