RIZIN 実況の鈴木芳彦アナが観客の拍手に涙 高田延彦「泣きすぎだよ」
「超RIZIN/RIZIN.38」(25日、さいたまスーパーアリーナ)
大会の実況を行う鈴木芳彦アナウンサー(43)が会場から大きな拍手を受け、思わず声を詰まらせる場面があった。
格闘技への思いが強く、フジテレビを14日で退社してフリーとなり、RIZINの実況などを行うことが発表されたばかり。冒頭、自己紹介に一段と大きな拍手が起こると、鈴木アナは「ありがとうございます」と言葉を詰まらせ、目頭を押さえた。
この後、大会への期待を振られた元格闘家の高田延彦は「その前に鈴木君、泣きすぎだよ。冷静に頼む」と冗談交じりにツッコミを入れた。
鈴木アナは慶応大から03年にニッポン放送に入社。06年にフジテレビに転籍し、RIZIN中継の実況などを務めていた。現在はフジテレビが21年大みそかを最後に現在までRIZIN中継を行っていない状況。16日の大会会見で、鈴木アナは「格闘技の実況アナウンサーになりたくてアナウンサーになった私は、やはり格闘技の実況をしないとこれからの人生後悔すると思いました。格闘技を実況したいという気持ちは、愛は止められませんでした。いろんな思いはあったんですか…」と語っていた。