朝倉未来 メイウェザーの強さを解説「耳が完全に破れている」「えぐかった」

 「超RIZIN/RIZIN.38」(25日、さいたまスーパーアリーナ)

 総合格闘家の朝倉未来(30)=トライフォース赤坂=と元ボクシング5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(45)=米国=が、ボクシングルールに準じたエキシビジョンマッチで対戦。2回、キャリア初のTKO負けを喫した。

 試合後から約5時間で自身のYouTubeを更新。対戦を振り返り「想定外なくらいえぐかった。避け方も足のへんまで下がっていた。あれは無理」と、メイウェザーの強さに舌を巻いた。

 一撃で初のKO負けを食らい、「最後の以外は一個も効いてなくて。最後のは記憶ない。あと10秒だから気が緩んだのか。人生で初めてKOされたが、他の人のを見ていて、何で立たないのと思ったが、その気持ちが分かった。平衡感覚がなくなる。耳が散った、完全に。スースー言っている。完全に破れている」と、鼓膜が破れた可能性を示した。

 試合前は作戦を立てていたというが、完敗。その強さも解説し、「メイウェザー選手のバックステップの速さだったり、踏み込みの速さ。やばいよ。まじにさせられたから、エキシビションちょろちょろ遊ばれるより良かったかな」とうなずいた。

 初のボクシングルールでの試合。初回は互いに距離を取って様子を見つつ、未来が多くのパンチをかわされながらも左ボディ、ガードの上から左フックを放つなどした。

 2回、未来はクリンチで左を連打するもダメージは与えられず、メイウェザーがタイミングよく右ストレートを2発、3発ヒットさせる。未来は強振をかわされながらもプレッシャーをかけていき、飛び込んで右ストレートをヒットさせて観衆をどよめかせたが、終了間際にカウンターの右を浴びてダウンし、立ち上がれなかった。

 ただ、ボクシングを徹底的に練習したことも大きなプラスになった様子。「結構、自信はついて。早く総合格闘家としての試合をしたいですね」と前向きに語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス