山本KIDにあこがれる中島玲が亀田興毅氏3150FIGHTに参戦 首に同じタトゥー

 山本KID徳郁にあこがれ、首にキスマークのタトゥーを入れた中島玲
 亀田興毅ファウンダー(右)との腕相撲で怪力を発揮する中島玲
 次戦に向けて会見を開いた(左から)亀田興毅ファウンダー、中島玲、石田順裕会長
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 ボクシングイベント「3150FIGHT」の亀田興毅ファウンダー(35)が29日、大阪市内で会見し、11月27日に大阪府豊中市の176BOXで昼夜2部興行として開催する「3150FIGHT SURVIVAL」の第1弾カード発表を行った。昼の部となる「3150FIGHT SURVIVAL vol.2」のメインイベントには日本王座挑戦権を争う「チャンピオンカーニバル最強挑戦者決定戦」スーパーウエルター級8回戦が決定。同級1位・中島玲(24)=石田=と2位・越川孝紀(31)=一力=が対戦する。

 石田順裕会長(47)とともに会見に出席した中島は「僕の持ち味はスピードでパワーがないと思われがちだが、パワーもめちゃくちゃある。倒すつもりでボコボコにする」とKO宣言した。勝者は来春のチャンピオンカーニバルで同級王者・川崎真琴(RK蒲田)への指名挑戦権を得る。

 対戦相手の越川は最近3試合連続でスーパーウエルター級とミドル級のタイトルに挑戦している。「どの階級でもいいからベルトが欲しいみたいな相手には絶対負けたくない。僕はスーパーウエルター級にこだわりがある。日本チャンピオンのベルトが現在のデザインに変更された時の日本スーパーウエルター級王者が石田会長。このベルトを取り戻すという気持ち」と力を込めた。元WBA世界同級暫定王者の石田会長も「世界王者になれる逸材。3150FIGHTに出て、注目を浴びる中で殻を破ってくれるんじゃないかと思っている」と期待した。

 興国高から東農大に進み、全日本選手権ミドル級3位などアマチュアで活躍。東京五輪の選考からもれたことで、東農大を中退し、幼い頃から夢見ていた世界王者を目指してプロに転向した。身長167センチとこの階級にしては小柄だが、胸囲110センチなど驚異の肉体を誇る。首にはキスマークのタトゥー。同じく小柄ながら大きな相手を果敢に倒してきた総合格闘家・故山本KID徳郁氏のファイトスタイルにあこがれ、2年前に同じタトゥーを入れた。

 「3150FIGHT」では、「ファイトマネーは相場の倍額を現金払い」を公約に掲げている。興毅ファウンダーによると今回のファイトマネーは日本1位の中島が100万円、2位の越川は60万円になるという。

 独自のファイトマネー制度に加えて全試合ABEMAで生中継と注目が高く、「3150FIGHT」には出場希望選手が続出している。「『SURVIVAL』もすごい話題になっている。全国各地から問い合わせも殺到していて出場選手もすごい増えている」と興毅ファウンダー。1興行では試合数が収まりきらず、急きょ昼夜2部興行に変更した。夜の部「3150FIGHT SURVIVAL vol.3」のメインなど残りカードは順次発表していく。

 戦績は中島が6戦5勝1敗。越川は13戦9勝(6KO)4敗。

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