猪木氏の死去にプロレス界も衝撃 高田延彦氏「ついにこの日が」永田裕志「混乱してます」

 元プロレスラーで、元参議院議員の“燃える闘魂”アントニオ猪木(あんとにおいのき、本名・猪木寛至=いのき・かんじ=)さんが1日7時40分、心不全により死去した。79歳だった。横浜市出身。

 突然の訃報に、プロレス界にも衝撃が走った。高田延彦氏はツイッターで「我がスーパーヒーロー、アントニオ猪木氏が亡くなったとの一報が入った。ついにこの日が来たか、猪木さんが逝ったんだ。まだなんとも言えぬ気持ち。心よりご冥福をお祈りします」と追悼。

 猪木が旗揚げした新日本プロレス所属の永田裕志は「今起きてすぐに、猪木会長の訃報を知りました。まだ信じられない気持ちで、混乱してます。もう一度猪木会長の笑顔が見たかった。アントニオ猪木会長のご冥福をお祈り致します」とショックを隠せなかった。

 大仁田厚はツイッターで「巨星落つ ひとつの時代が終わった ニュース見て頭が真っ白になった 馬場さんとはまた違う大きな大きな存在 交渉の席で決裂し 結局対戦することはなかった いつも心のどこかに引っかかったままだった 偉大なプロレス界の父 猪木さん ありがとうございました 心から哀悼の意を表します」と、落胆した。

 猪木さんとともに新日本プロレスを旗揚げし、名勝負を演じたプロレスラーの藤波辰爾は師と仰ぐ猪木さんの訃報に激しく動揺。「気が動転して、言葉が見当たらない…」と言葉を絞り出すと、呼吸を乱しながら「すみません…」と話すのが精いっぱいだった。

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