格闘家の前田日明氏（６３）が１日、ツイッターを更新し、「慟哭（悲しみで声をあげて泣くこと）」という二文字から始まる投稿で、この日午前に７９歳で死去したアントニオ猪木さんを悼んだ。以下全文。

　「慟哭

いつも黙って背中で語り行動する人でした。

猪木寛至と同時代を過ごせた事が幸運でした。

とんでもなくお世話になりました。

有難う御座いました。

長い間お疲れ様でございました。

御冥福を衷心よりお祈り申し上げます。

前田日明」（原文ママ）

　前田氏は新日本プロレスに入門し、１９７８年にデビュー。１９８４年にはＵＷＦに移籍した。新日本復帰後の８６年には、両国国技館で試合を終えた直後の猪木を、リングに乱入した前田がハイキックでＫＯする事件もあった。

　猪木さんを追悼するツイートには、２人で撮影した近影を掲載。また、前田氏のツイッターアカウントでは、猪木さん、藤原喜明（７３）、前田氏の３人で笑う写真がヘッダーに使われている。