「あるがままで」死去のアントニオ猪木さん「最期の言葉」9・21撮影の動画公開
元プロレスラーで、元参議院議員の“燃える闘魂”アントニオ猪木(あんとにおいのき、本名・猪木寛至=いのき・かんじ=)さんが1日、死去した。79歳だった。横浜市出身。
猪木さんの動画は午後5時頃、「アントニオ猪木『最期の言葉』」というタイトルで公開。9月21日に撮影されていたもので、闘病中でベットに横たわったままインタビューに答える猪木氏は、今の生活について「だいたい見せたくないでしょこんなザマを。でも俺はこういう商売。あるがままでいいじゃない。みんなに見てもらって弱い俺を」と言葉をかみ締めながら、力強く語っていた。
今やりたいことについて問われると、「世界のゴミを消していくこと。世界に向けて猪木しかできないこと『どうだー!』と大きな声で出せる日がもうそこまで来ています」と笑顔を見せていた。
また撮影者が「まだまだ先頭を走ってほしいです」と問いかけると「この声が一番俺の敵なの」と笑い飛ばしつつ、「でも敵がいる限りいいじゃないですか」と語っていた。