猪木さん元付き人 蝶野正洋が追悼「闘魂について」
元プロレスラーで、元参議院議員の“燃える闘魂”アントニオ猪木(あんとにおいのき、本名・猪木寛至=いのき・かんじ=)さんが1日7時40分、心不全のため79歳で、死去した。
蝶野正洋が追悼談話を発表した。
羽田空港で猪木さんの訃報を聞きました。飛行機の中でずっと心の整理がつきませんでした。猪木さんの体調については皆さんと同じように、YouTubeを見て把握していた状態でしたが、ついにきてしまったのか…という気持ちです。猪木さんは我々プロレス業界を含めて、多くの業界の方に影響を与えた人です。まだ気持ちの整理はつかないです。
猪木さんの付き人を2年半務めて、闘魂三銃士という名前がついて、ここ最近、闘魂について考えていたところでした。その矢先に…力道山先生から引き継いでいる闘魂について、そのほかのことも、いろいろ猪木さんに聞きたかったです。
我々は平成を舞台にしていましたが、猪木さんは昭和を舞台にしたスーパースターで背負っているものが違っていました。それだけのオーラがあって、責任感もありました。また努力を怠らなかったのを見てきました。最後の最後までアントニオ猪木であり、闘魂を貫かれたことには敬意の念しかありません。
安らかなご永眠をお祈りいたします。