前田日明氏が猪木さん追悼 UWFやリングスなど旗揚げは「教え実現しただけ」
元プロレスラーの前田日明氏(63)が2日、都内でデイリースポーツの取材に応じた。師匠の猪木さんが1日に死去したことを受け「ぼうぜんとした。難病だけど、何年後かに元気になって、また活動すると思っていた。今はご冥福を祈るばかり」と悼んだ。
18歳でプロレスを何も知らずに新日本に入団し、付き人にもついた猪木さんから全てを学んだという。前田氏自身は、後に格闘技色の強いUWFやリングスなどを旗揚げしたが、「猪木さんに教えられたプロレスとは何かを真面目に取り組んで実現しただけ」と回想。「猪木さんがいなかったらUWFもK-1もPRIDEも、今の総合格闘技も何もなかった」と、改めてその偉大さをたたえた。