亀田大毅会長のKWORLD3ジム 年間勝率現在1位 選手には年内全勝指令
ボクシング元世界2階級王者でKWORLD3ジムの亀田大毅会長(33)が3日、ジム別年間勝率1位を目指すことを誓った。大阪市西成区のジムで行われた「3150FIGHT SURVIVAL vol.2」(11月27日・176BOX)のカード発表会見に出席し、現時点で19勝5敗2分けの勝率73・1%で25試合以上をこなしている日本全国のジムで勝率トップに立っていることに言及。所属選手には年内残り試合全勝を厳命した。
兄の亀田興毅氏が「3150FIGHT」のプロモーター業に徹するため、兼務していた会長職を退任。8月26日付けで副会長だった大毅氏が会長に就任した。興毅会長時代はそれほど目立つ勝率を残していなかった同ジムが、ここに来て連勝が続き、ついにトップに躍り出た。2位は28勝10敗1分けの帝拳ジムの71・8%。僅差でKWORLD3ジムが上回っている。
この日のカード発表では宮崎亮(34)=KWORLD3=と近藤冬真(25)=蟹江=によるスーパーフライ級8回戦、竹嶋宏心(26)=KWORLD3=と干場悟(24)=蟹江=によるスーパーフェザー級8回戦が発表された。宮崎と竹嶋は前戦で敗れているだけに、「この2人は負けているので次で返してもらわないと。ここを逃すと全国1位になるチャンスはなかなかない」と奮起を促した。
宮崎は「大毅会長になってから初めての試合。白星をプレゼントしたい」ときっぱり。竹嶋は現在3連敗中とあり、「11月27日は命を懸けて戦いにいく」と覚悟を示した。