アントニオ猪木さん告別式 「炎のファイター」響き渡るなか出棺
今月1日に79歳で死去した元プロレスラーで元参院議員のアントニオ猪木(本名・猪木寛至)さんの葬儀・告別式が14日、都内の斎場でしめやかに営まれた。
元プロレスラーで新日本プロレス相談役の坂口征二氏(80)、一番弟子といえるプロレスラーの藤波辰爾(68)、新日本プロレスの棚橋弘至(45)、オカダ・カズチカ(34)らが参列する中、午前9時30分にスタート。テーマソング「炎のファイター」が斎場に響き渡る中、闘魂マフラーを首に巻いた新日本プロレスの現役・OBレスラーが猪木さんの棺を抱え同11時30分に出棺。参列者は手拍子と共に、猪木コールで別れを告げた。遺影は、米国在住の猪木さんの娘・寛子さんが抱えていた。
参列した、ものまねタレントのアントキの猪木(49)は「何も考えられないというか、こみあげてくるものがあって。『ありがとうございました』と伝えさせていただきました」と話した。喪主を務めた実弟の啓介氏は、気丈に振る舞い「ありがとう」と猪木さんへ感謝を伝えていたという。