ボクシング 寺地拳四朗 京口との統一戦へ「圧倒的な差を見せます」 馬刺し減量で調整も順調

 「ボクシング・WBA・WBC世界ライトフライ級王座統一戦」(11月1日、さいたまスーパーアリーナ)

 WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(30)=BMB=が14日、東京・練馬区の三迫ジムで公開スパーリングを行った。WBA同級スーパー王者・京口紘人(28)=ワタナベ=との2団体王座統一戦に向けて、「レベルの差を、圧倒的な差を見せます。全体的なレベルで圧倒したい。普通にやっていたらKOにたどり着くんじゃないかと思っています」と宣言した。

 スパーリングは日本ミニマム級8位の小林豪己(真正)と2ラウンド拳を交えた。攻めてくる相手の攻撃の隙を狙い連打を浴びせるなど、万全ぶりをアピール。ワタナベジムの渡辺均会長を始め4人の視察団がいた中で、寺地は「最近こういうのもなかったんで久しぶりな感覚。いい緊張感でスパーリングできるんじゃないかと思います」と、にやりと笑う余裕を見せた。

 今回の減量は馬刺しを中心に食べて残り3キロ。「馬刺しばっかり食べてますね。切るだけで楽。赤身でタンパク質も取れるし、痩せやすい気がします」。“馬刺し減量”でコンディションを整えているという。

 日本人同士の団体王座統一戦は2012年6月のWBA世界ミニマム級王者・井岡一翔-WBC同級王者・八重樫東戦以来、2度目。京口との大一番に向けて、寺地は「しっかりプレッシャーをかけていきたい。そこから飲み込んでいくというか。主導権を握りたい」。また「将来的には4団体統一もしたい」と先を見据えた。

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