亀田興毅氏命名「火消しボクサー」 元消防士・岩崎圭祐が3150FIGHT初参戦
ボクシングイベント「3150FIGHT」の亀田興毅ファウンダー(35)が18日、大阪市西成区のKWORLD3ジムで会見し、11月27日に大阪府豊中市の176BOXで開催する「3150FIGHT SURVIVAL vol.3」の全カードを発表した。会見には日本スーパーフライ級7位の岩崎圭祐(27)=オール=が出席。元消防士という異色の経歴を持つ岩崎を、興毅ファウンダーは「あらゆる燃えているものは消してやる」のキャッチフレーズで“火消しボクサー”と命名した。
同日は昼夜2部興行(入れ替え制)で行われる。夜の部のメインとなるスーパーフライ級8回戦で岩崎は日本同級9位の中村祐斗(市野)と対戦する。
岩崎はデビュー前に念願の消防士となったが、ボクシングの魅力から離れられず、消防士の職を辞してリングに立つことを選んだ。ボクシングにかける思いは相当強い。「所属ジムの先輩や後輩が先に『3150FIGHT』に出場していたので、自分としてはジェラシーを感じていた。ようやく自分も『3150FIGHT』に出られるので、この試合の後も続けて『3150FIGHT』に出られるようにしっかりアピールしたい。目標は3戦以内での日本タイトル獲得です」と思いを語った。
会見後には、元世界ミニマム級王者・宮崎亮(KWORLD3)との3回のスパーリングを公開。キレの良い動きでクリーンヒットを取るなど、好調をアピールした。