WBO王者の井岡一翔がWBA王者フランコと王座統一戦 大みそか日本で合意 ESPN報じる
プロボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(33)=志成=とWBA世界同級王者・ジョシュア・フランコ(米国)が12月31日に日本で王座統一戦を行うことで合意した、と米スポーツ専門局ESPNが18日、関係者の話を下に報じた。
日本初世界4階級制覇王者の井岡は7月にドニー・ニエテス(フィリピン)を下し、同王座を5度目の防衛。他団体との王座統一戦を熱望しており、当時のIBF世界同級王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)戦が1度は決まったが、新型コロナウイルスの影響で流れた。
井岡の標的だったIBF同級王座は今月8日、フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)がアンカハスに勝利し新王者に輝いた。一方で8月にWBAが元世界2階級王者のフアンフランシスコ・エストラーダ(メキシコ)からスーパー王座を剥奪し、暫定王者だったフランコが正規王者に昇格。統一戦出場が可能となったことで、選択肢は広がった。
12月3日にはエストラーダと元世界4階級制覇のローマン・ゴンサレス(ニカラグア、帝拳)の3度目の対決が予定される。ESPNは井岡-フランコの勝者がエストラーダ-ゴンサレスの勝者と来年に対戦する可能性があることも伝えた。