京口紘人“一つ屋根の下”で王座統一だ 「すごく力になった」チームで一軒家宿泊を自ら提案

 王座統一戦へ意気込む京口紘人(中央)と渡辺均会長(左)、小林尚睦トレーナー
 寺地拳四朗との統一戦に向け調整する京口紘人
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 「ボクシング・WBA・WBC世界ライトフライ級王座統一戦」(11月1日、さいたまスーパーアリーナ)

 京口紘人(ワタナベ)が19日、都内の所属ジムでスパーリングを公開。スーパーフライ級の練習生と2回、軽めに拳を交え、堅いガードから鋭い左ボディーなどを放って好調を感じさせた。

 戦い方について「相手がどう出るか次第。こうなるだろうとは思っていない」と話した京口。勝敗のポイントを「当日のコンディション次第。お互いの出来」と強調した。

 米国とメキシコで防衛し、「彼が経験していないことを経験したという意味では大きいのかな」という。海外ブックメーカーのオッズはやや有利で、「そこを評価していただいているのは胸を張って言いたい」とオッズの差は拳四朗との海外経験の差と受け止めた。

 24日からは都内の一軒家を借り宿泊し、マネジャー、トレーナー、同門のWBO世界ミニマム級王者の谷口将隆らのサポートを受ける。海外の防衛戦で「すごく力になった」ことで自ら提案した。“一つ屋根の下”、チームの力を強く感じ、「1対1の戦いというより、そういった人たちの思いを力に変えたい」と恩返しの王座統一を誓った。

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