亀田興毅氏「3150FIGHT」が東洋王者・力石政法と専属契約 海外選手との契約も視野
ボクシング東洋太平洋スーパーフェザー級王者・力石政法(28)=緑=が21日、名古屋市緑区の所属ジムで会見し、元世界3階級王者の亀田興毅ファウンダー(35)が手がける「3150FIGHT」と専属プロモーション契約を締結したことを発表した。同契約は日本スーパーフェザー級6位の奈良井翼(22)=RK蒲田=に続き、2人目となる。
契約内容は「315OFIGHT」、力石、緑ジムによる「3者契約」。今後は「3150FIGHT」が、試合のプロモートだけでなく、スパーリングパートナーや海外遠征などのバックアップも行う。
8月に東洋太平洋王座の初防衛に成功した力石の次戦は、来年1月6日にエディオンアリーナ大阪で開催する「3150FIGHT」を予定している。
力石は前WBC世界ライトフライ級王者・矢吹正道(30)=緑=の弟で、兄弟世界王者の夢を抱く。「自分の目標は世界チャンピオンになることだけ。まずは世界ランカーに勝利して世界ランクを上げていきたいですが、日本の選手であえて試合をしたい選手を挙げるなら、スーパーフェザー級の世界ランカーである木村吉光選手ですね」と望んだ。
興毅ファウンダーは「力石選手は今、この階級で最も世界に近い選手。専属プロモーション契約を結ばせていただいたことで、これまで以上にプロモートに力を入れて、松尾会長と一緒に力石選手を世界に導いていければと考えています」と力を込めた。今後も専属契約選手を拡大していく方針。日本選手に限らず、海外選手との契約も視野に入れている。