亀田興毅氏「左眼がほとんど見えてない」衝撃事実告白、だからこそプロモーターとしての思い
元世界3階級王者でボクシングイベント「3150FIGHT」の亀田興毅ファウンダー(35)が23日、自身のツイッターを更新。「初の世界戦とダイレクトリマッチで闘ったランダエタと、YouTube企画でマススパーをやらされた。ランダエタはKWORLD3のトレーナー。昨日の敵は今日の友。左眼がほとんど見えてない状態の俺やけど中々キレてるやろ?笑」と、現役時代の激闘の代償で左目が見えていないという衝撃の事実を明かした。
興毅ファウンダーは同日、ユーチューブチャンネル「亀田興毅×亀田大毅の3150チャンネル」に動画を投稿。現役時代に2度対戦し、現在は亀田大毅氏(33)が会長を務めるKWORLD3ジムのトレーナーを務めている元WBA世界ミニマム級暫定王者のフアン・ランダエタ氏(44)と対談。2度の世界戦を振り返り、最後には「再戦する?」とリングに上がりマススパーリングを行った。
動画では興毅ファウンダーは「お見せできる内容ではありません」と久々のスパーを振り返る。それでも戦友との拳での会話に笑顔を見せた。
実は興毅ファウンダーは左目の視野が大きく欠損しているという。関係者によると、現役時代の外傷が原因で、2階級制覇達成前の08年あたりから同名半盲、滑車神経麻痺などの視野異常が生じていたという。試合前に視力検査は実施されるが、視野検査が行われていないこともあり、リングに上がることができたが、特に左側の空間が認識しにくい半側空間無視という極めて危険な症状も抱えた中での現役生活だった。左側から飛び込んでくるものが認識できないため、現在も車の運転などはできないという。
現在はプロモーターとして「3150FIGHT」を手がけ、日本プロボクシング界の改革を志す。自らの経験があるからこそ、強い思いがある。様々なリスクを抱えるボクサーたちが、より良い環境の下、ボクシングに取り組めるようにと、ファイトマネーなど待遇改善を進めて「選手ファーストのボクシング界」を目指している。
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