王者ゴンサレス 岩田翔吉に勝って京口倒す 「手数の多い試合をやりたい」

 笑顔でポーズを決めるジョナサン・ゴンサレス
 公開練習を行ったゴンサレス
2枚

 「ボクシング・WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ」(11月1日、さいたまスーパーアリーナ)

 岩田翔吉とのV2戦に臨む王者ジョナサン・ゴンサレスが24日、都内の帝拳ジムで公開練習を行った。シャドー、サンドバッグ打ち、ミット打ちなど約1時間、入念に汗を流し、素早いフットワークから力強い左ストレートなどを披露。「メンタル的にもフィジカル的にも準備は万端」と好調をアピールした。

 今回は今後の王座統一戦を想定し、練習は「一番大変だった」という。同日のWBA同級王者の京口紘人とWBC同級王者の寺地拳四朗の統一戦を「おそらく京口が勝つ。拳四朗よりパワフルと思うからだ」と予想し、「できれば京口とやりたい」と希望した。

 岩田の警戒点に「右ストレートと右アッパー」を挙げつつ「私は経験で勝っている」とニヤリ。「手数の多い試合をやりたい。KOがでればそれでいい。日本はきちんと採点できる国と思っている」とイメージした。

 岩田を指導する粟生隆寛トレーナーは、ゴンサレスの警戒点を「スピードと足ぐらい」とし「全部つぶせる項目。勢いとパワーで」と自信を示した。

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