世界初挑戦の岩田「発言権を得るための試合」王者ゴンサレス「私に勝つのは難しい」

 対戦相手のジョナサン・ゴンサレス(左)を前に自信を見せる岩田翔吉(撮影・伊藤笙子)
WBO世界ライトフライ級王者のジョナサン・ゴンザレス(左)に挑む岩田翔吉=東京・東京ドームホテル(撮影・伊藤笙子)
 会見に出席した(左から)中谷正義、吉野修一郎、寺地拳四朗、京口紘人、ジョナサン・ゴンサレス、岩田翔吉、中谷潤人、フランシスコ・ロドリゲスJr(撮影・伊藤笙子)
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 「ボクシング・WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ」(11月1日、さいたまスーパーアリーナ)

 記者会見が30日、都内で行われ、王者ジョナサン・ゴンサレス(31)=プエルトリコ=と挑戦者で同級2位の岩田翔吉(26)=帝拳=が意気込みを示した。

 両者はこの日が初対面。互いの印象について、ゴンサレスは「印象は普通だ。若い、ハングリーな選手だと思う。ただ、私に勝つのは難しい」と自信を口にすれば、岩田は「お互い減量中ということでやせているな、という印象」と笑みを浮かべた。

 勝利のカギを問われると、ゴンサレスは「クレバーに戦う。打撃の数を多くする」と返答。岩田は「自分らしく、自分のボクシングをやるだけ。相手は動いてくると思うので、しっかり捕まえて倒したい」と冷静に語った。

 今後の考えについて問われると、ゴンサレスは、同じ興行で同じ階級のWBAスーパー王者・京口紘人(ワタナベ)とWBC王者・寺地拳四朗(BMB)の王座統一戦が行われることで、「チャンスがあれば紘人と拳四朗の勝者とやりたい」と3団体王座統一戦を希望。岩田は「僕は世界初挑戦。発言権を得るために試合をするので、勝ってから言おうと思っています」と不敵な笑みを浮かべた。

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