井上尚弥 軽井沢合宿打ち上げ 4団体統一へ「12回フルで戦うスタミナとメンタル強化」
「ボクシング・バンタム級4団体王座統一戦12回戦」(12月13日、さいたまスーパーアリーナ)
WBA・WBC・IBF同級統一王者の井上尚弥(29)=大橋=が2日、WBO同級王者ポール・バトラー(33)=英国=戦に備えた3日間の長野・軽井沢での合宿を打ち上げた。
試合まで1カ月半前となり、合宿のテーマを「スタミナとメンタルの強化」とした尚弥。合宿のテ弟でWBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王者の拓真、いとこで元同スーパーライト級王者の浩樹、トレーナーの父・真吾氏、元3階級制覇王者の八重樫東氏と、走り込みや台車を使った下半身トレーニングなどを行った。
バトラー戦のための特別なメニューはなかったが、「12ラウンドをフルで戦うためのスタミナとメンタルを強化できた」という。「今回の合宿で、今は体に最高の負荷が掛かった。それだけ今回の合宿は充実していました。走り込みや瞬発力の強化がメインでしたが、その中でも全身を使うトレーニングも多かったので、全身が張っている状態」と手応えを感じている。ジムワークは7日にを再開する予定。