“元アウトローのカリスマ”瓜田純士が復活の勝利 流血も魂の拳でラッパー梵頭を延長の末下す
「BreakingDown6」(3日、都内某所)
総合格闘家の朝倉未来がプロデューサーを務める1分1ラウンドで争う格闘技イベントの第6回大会が開催された。“元アウトローのカリスマ”瓜田純士は、ラッパーの梵頭を延長の末、下した。前回の5回大会では平石光一に敗れ、連勝が止まっていたが、これでブレイキングダウンでの成績を3勝1敗とした。
序盤は的確に右パンチを当て、膝などで主導権を握った瓜田だったが、タフな梵頭が終盤一気に盛り返し、瓜田を押し込む展開。瓜田は左まぶたを切り、流血した。判定では梵頭に2人、瓜田に1人、ドローが2人で延長戦に。延長では瓜田がカウンター気味のパンチを当て、相手をふらつかせ、判定で勝利した。試合後のインタビューでは前回大会で敗戦したため、言えなかったという妻への言葉を口にした。「(前回の試合は)奥さんとの結婚記念日だったんすよ。数カ月経っちゃいましたけど、どん底だった俺を、ここまで二人三脚でやってくれた妻に一言いわせてください。これからも永遠に愛しています」。
オーディションでは梵頭がひな壇の面々に対し「よく殺すとか言って、殺してもいない人たちばっか」と、挑発。瓜田が「お前は人殺したのか?これから殺すの?お前の立ち位置なんなんだよ」と、問いかけた。梵頭は瓜田に対し「全然かっこよくねえじゃん、何がレジェンドだよ、この前負けちゃってよ」と、挑発を続け、対戦が決まった。瓜田は8月のスパーリング中に追った顔面骨折が完治していない状況だったが、魂の勝利となった。