42歳の堀川謙一が最年長王座奪取へ挑む 12・4大阪で東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦
ボクシングの真正ジムは4日、神戸市内の同ジムで記者会見し、トリプルタイトル戦を行うことを発表した。ミツキジムと共同で、12月4日にエディオンアリーナ大阪第1競技場で開催する。
メインイベントは、日本ライトフライ級王座決定戦で、日本同級1位の冨田大樹(24)=ミツキと同2位の芝力人(27)=真正=が対決。ほか、東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦で同級4位の堀川謙一(42)=三迫=が、同級3位のジョイ・キャノイ(29)=フィリピン=と対戦。WBOアジアパシフィック・ミニマム級王座決定戦で小林豪己(23)=真正=が、同級1位のマルコ・ジョン・リメンツォ(23)=フィリピン=と戦う。
堀川は通算41勝(14KO)17敗1分け。この試合で、現役選手で最多の60戦目を迎える。また、42歳8カ月での王座につけば、2019年2月にWBOアジア・パシフィック・ミドル級王座を獲得した野中悠樹(渥美)の41歳2カ月を更新。日本ボクシングコミッション(JBC)公認タイトルの男子最年長記録となる。
記録には「特に(思いは)ない」と無関心の堀川だが「ボクシング人生において、次勝たなければ、終わりだと思っている」と人生の大一番に位置づける。減量苦が伴う軽量級でキャリア20年を超えて活躍することは異例だが、「丈夫な体に生んでもらったことが大きい」と笑う。減量も「30代後半からより順調に落とせるようになっている」と日頃の節制に自信を持つ。
これまで日本同級王座を2度、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック王座を1度ずつ獲得した強豪は、世界挑戦の経験がない。所属先の三迫貴志会長は、この試合で世界ランキング上位を目指す。ジムの精神的支柱でもあるベテランに「絶対に世界戦をやらせたい」と熱く語っていた。
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