新日本 オスプレイが内藤撃破V3! 海野翔太が登場、スターダム合同興行で挑戦要求
「プロレス・新日本」(5日、エディオンアリーナ大阪)
IWGP USヘビー級選手権試合が行われ、王者ウィル・オスプレイが内藤哲也の挑戦を退けて3度目の防衛に成功。試合後は英国遠征中の海野翔太が突如姿を見せ、無言で挑戦をアピールした。
来年1月4日・東京ドームの主役になる執念を示し、ザック・セイバーJr.との挑戦者決定戦を制して挑戦にこぎ着けた内藤に非情とも言える厳しい首攻めに苦しめられたオスプレイ。しかし、場外ラフファイトで反撃し、その後は一進一退の熱戦に発展した。そして終盤、オスプレイは内藤の雪崩式エスペランサ、コリエンド式デスティーノなどを見舞われながらも驚異の粘りを見せ、最後はデスティーノをパンチで切り抜け、ヒドゥンブレイドからのストームブレイカーで30分超の戦いにピリオドを打った。
マイクを握ったオスプレイは、次の防衛戦を20日に予定されるスターダムとの合同興行で行う意向を示し、オープンで挑戦者を募集すると宣言。しばらく反応はなかったが、突如場内が暗転してプロモーション映像が流され、英国武者修行中の海野が、師匠ジョン・モクスリー譲りの革ジャンを手に姿を現した。
海野はリング上でオスプレイとにらみ合うと、マイクを持って言葉を発するかに見せかけて襲いかかり、挑戦をアピールするかのようにモクスリーのデスライダーを見舞うと、オスプレイ率いるユナイテッド・エンパイアのメンバーも次々と蹴散らし、他のメンバーが助太刀に駆けつけると無言で去っていった。
英国でオスプレイと抗争を繰り広げた海野は昨年と先月の2度対戦して2敗しており、インタビューで「オスプレイに負けているので、日本まで追いかけて来ました。準備はできているので、いつでもどこでもタイトルマッチを組んで下さい。(来年1月4日)東京ドームとは言いません。オスプレイが望むなら、有明でやらせて下さい」と要求した。