全日最強タッグ 諏訪魔、KONO組が宮原、野村組を粉砕「お前ら気持ち悪いんだよ」
「プロレス・全日本」(13日、後楽園ホール)
8組が争う「世界最強タッグ決定リーグ戦」が開幕。初戦で実現した優勝候補対決は、世界タッグ王者である諏訪魔とKONOのブードゥーマーダーズ(VM)コンビが三冠ヘビー級王者の宮原健斗、大日本の野村卓矢組に勝利した。
宮原と野村は張り手を打ち合って絆を確認。だが、試合では張り手の誤爆からVMの猛攻を許し、セコンドTARUの介入もあってペースを握られる。野村も得意の打撃で反撃に出るが、宮原のヒザ蹴りブラックアウトと野村のランニングローキックの新合体技フォローバックが同士打ちになってしまった。
そこから体格とパワーで勝るVMは2人がかりで宮原に猛攻。宮原もカットに入った野村の鼓舞で奮起し、2人でフォローバックを成功させた。そして宮原は必殺のシャットダウンスープレックスホールドを繰り出そうとしたが、諏訪魔はそれを許さずラリアットを連打。さらにはKONOがネックハンギングボム、ジャイアントニードロップで宮原を追い込み、最後は諏訪魔がバックドロップ3連発で宮原を葬った。
初戦で強敵を撃破した諏訪魔はマイクを持つと、「オレが勝ったよ。言わせてもらおうかな。お前ら、宮原、ノムタク(野村卓矢)っていうのか。お前らな、気持ち悪いんだよ。男同士で愛し合ってんじゃねえぞ」と相手組を罵倒。「あいつら、今地獄に落としてやったよ。これからも俺らチャンピオンとして全員地獄に落としてやる」と全勝優勝を宣言した。
インタビューでの諏訪魔は「完勝だよ。何も文句のつけようがねえよ。あいつらよ、気持ち悪いよ。なんなんだ。完全制覇に向けていい発進したんじゃねえか」と、世界タッグ王座とのダブル制覇に自信。KONOは「チャンピオンで優勝したら、全日本プロレス、俺たちの要求のんでくれよ。発言権あんだろ、チャンピオンで優勝すれば」とアピールした。