寺地拳四朗 来春次戦は指名試合に応じる方針 3団体統一戦は来夏以降の実現目指す
ボクシングのWBA・WBC世界ライトフライ級統一王者・寺地拳四朗(30)=BMB=が18日、京都府宇治市、城陽市、久御山町を表敬訪問し、2団体王座統一を報告した。城陽市役所で取材対応した王者は、4団体統一を目指す方針を強調した。地元の京都から日曜日に東京に戻り、ジムワークも徐々に再開する。
拳四朗は1日にWBA世界同級スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)との統一戦に7回TKOで完勝。実家のある城陽市では奥田敏晴市長に2団体統一を報告し、「4団体統一を目指します。自信はあります」と力を込めた。
次戦は来春の予定。京口戦と同じリングで王座を防衛したWBO世界同級王者のジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)との3団体統一戦を第一希望に挙げるが、WBCが今月にメキシコ・アカプルコで開催した年次総会で同級1位のヘッキー・ブドラー(南アフリカ)との指名試合を義務付けた。拳四朗は「統一がしたいですけど。でもWBCから言われていたらするしかない」とまずは指名試合に応じる方針。3本目のベルトは来夏以降に獲得を目指す。