ボクシングの六島ジムが２８日、大阪市内でラウンドガールコンテストを開催し、初代「ムトウガール」の座にビキニフィットネス全国準ＶのＲＥＮＡさんが輝いた。ＲＥＮＡさんは日本ミドル級王者・国本陸（六島）が１２月１８日、住吉区民センターで行う同級１位・ワチュク・ナァツ（マーベラス）との初防衛戦でラウンドガールを務める。

　関西の芸能事務所などから９人が参加。縄跳び、パンチ力、ボクシングクイズなどで体力、知力を競い、最後はラウンドガールを実演。ジム関係者らの投票で選出された。

　ＲＥＮＡさんは身長１６７センチ、Ｂ８８センチ、Ｗ６３センチ、Ｈ９１センチのプロポーションを持つ現役モデル兼ビキニフィットネスアスリート。今年は地方大会で何度も優勝し、全国大会では２位の実績を残す。

　「健康的な体つきと、人前に立つ時の振る舞いなどには自信があります」と胸を張る。１１月６日の格闘技イベントで初めてラウンドガールを務め、周囲の評判も良かったことから、「ビキニフィットネスとの架け橋になれれば」と、競技の知名度アップも狙い、コンテストに応募した。

　コンテスト制覇に「まさか、信じられない」と驚き。普段から減量も心がけ、「ボクサーと一緒」と気持ちが分かる根っからのアスリート。「大会を一緒に盛り上げたい」と意気込んだ。

　２位には１６５センチの長身でリング映え抜群の中村千愛さん、３位に１６２センチ、Ｂ８５で鈴鹿Ｆ１でレッドブルコンパニオン経験者の愛田萌美さんが入った。両者も同興行でラウンドガールを務める。

　７月に行われたＷＢＯ世界スーパーフライ級王者・井岡一翔（志成）の防衛戦ではラウンドガールも大いに話題になった。六島ジム関係者は「今はラウンドガールがボクサーより注目されたりする。これをきっかけにボクサーととともに上を目指す子が育ってくれたらうれしいし、盛り上げて欲しい」と、ボクサーの熱戦とともにムトウガールへの注目も期待した。