那須川天心ボコボコKOされる「プレバト」でダジャレ俳句つくり夏井先生が憤慨お手本拒否
キックボクシングの世界王者でボクシング転向を表明した格闘家の那須川天心が1日放送のTBS「プレバト!」に出演。ボコボコにKOされた。
といっても、もちろん格闘技ではなく、俳句の話。天心は「俳句ランキング」に初挑戦。「カラオケ」というお題に「ひと晩で 忘れるからOK 年の暮れ」と詠み、最下位35点に沈んだ。
6月にはK-1武尊との頂上決戦を制した無敗のチャンピオン。発表前は「僕らしさというか、ちょっとしたオシャレを入れた」と意味深に自信をのぞかせていただけに、まさかの屈辱にガックリ。
最下位席に着く際、ブービーの徳光和夫に「こんな経験ないよね」とねぎらわれると「ないですね」とショックありありだった。
句の意味を説明しだすと、スタジオからは爆笑が起きた。「年の暮れ、忘年会で一晩で忘れちゃいましょうと。『~からOK』と『カラオケ』をかけたんですけど」とダジャレを盛り込んだことを告白した。
その瞬間、MCの浜田雅功は「そういうことなんか。おいおいおい!」ともん絶して大笑い。ボクシング好きの千原ジュニアは「ローブローやで。金テキや。そんなんやったらあかんねん」と立ち上がって指摘した。「ダメなんですか?」と呆然とする天心に「タオルないですか」とTKOを宣告した。
添削する俳人の夏井いつきさんは、「なんなんだろう?作者に聞いてみないと分からない。でも話を聞いてみて、からOK?よくもまあ、こんなことやったもんだ」と憤慨。「だって初めてだもん」と口をとがらす王者に、「あなたが表現したいことはダラダラ書かなくても簡単に表現できる。あなたが言いたいことは『忘年会』と書けば伝わるんです」と断罪。前代未聞の問題作に「添削しようにも、材料がどこにもない」といつもは修正して、お手本となる句をつくってみせるが、拒否した。