魔裟斗 井上尚弥は「オーラが違った」防戦一方のバトラーへ同情も「やばい雰囲気はわかる」

 魔裟斗
魔裟斗のインスタグラム@masato.officialより
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 元K-1世界王者の魔裟斗(43)が14日、自身のYouTube「魔裟斗チャンネル」を更新。ボクシング・世界バンタム級王座統一戦(13日、有明アリーナ)で、井上尚弥(29)=大橋=がポール・バトラー(34)=英国=を11回KOで下し、日本人初の主要4団体統一王者となったことにコメントした。

 「今日はね、初めてプロボクシングの解説をしてしまいました」と魔裟斗。「K-1選手だよ、似てるようで全く違うような畑だから」と振り返り、初めて生で見た井上については「入場から、ああ千両役者だなって。スターが来たな、オーラが違ったね。会場の雰囲気が変わった」と率直に語った。

 試合については「終始、1ラウンドから全ラウンド井上選手ですね。取られたラウンド0だと思う」と分析。場内の雰囲気を「会場が静まりかえる」と振り返り「真剣に見てるから。(選手時代に)しーんとしてるの嫌だなって思ってたけど、そういうことなんだなって。集中して見てるから」と話した。

 ただ「7回くらいから、しーんという緊張感より、バトラー何しに来たんだよって(雰囲気に変わった)」と魔裟斗。井上は手を後ろに回してノーガードでパンチを誘う場面もあったが「それでも(バトラーは)打てないってね、出したらカウンター取られると感じてる訳よ。やばい雰囲気はわかる。だから出せなかったんだよね」と、勝負師としての感覚を吐露。「でも、その相手をきっちり倒しきるってすごいね」と称賛した。

 動画では、今後についての期待や、元K-1王者で、東洋太平洋王座を初防衛した武居由樹についても解説。インスタグラムでは、ともに解説を務めた元ボクシング世界王者の長谷川穂積氏との写真などを公開し「井上選手はやばい強さだね」と記していた。

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