木村吉光VS力石政法 ファン待望の頂上決戦実現 亀田興毅氏「コウジVS畑山戦に匹敵」

 会見に出席した(左から)力石政法、亀田興毅ファウンダー、木村吉光(亀田プロモーション提供)
 会見を行った亀田興毅ファウンダー(左)とサトシ・イシイ(亀田プロモーション提供)
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 ボクシングイベント「3150FIGHT」の亀田興毅ファウンダー(36)が15日、都内で会見し、来年1月6日にエディオンアリーナ大阪第1競技場で開催する「3150FIGHT vol.4」の追加カードを発表した。すでに王者・谷口将隆(ワタナベ)とメルビン・ジェルサエム(フィリピン)のWBO世界ミニマム級王座戦、王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)と重岡銀次朗(ワタナベ)によるIBF世界ミニマム級王座戦の世界戦2試合など8試合が発表されていたが、新たに3試合が発表されて計11試合となった。

 発表されたのは次の3試合。

 ▽ヘビー級4回戦 サトシ・イシイ(所属先未定)-ハン・チャンス(韓国)

 ▽ヘビー級8回戦 但馬ミツロ(KWORLD3)-ベダン・アガーワル(インド)

 ▽WBOアジア・パシフィック・スーパーフェザー級王座戦 WBOAP同級王者・木村吉光(志成)-東洋太平洋同級王者・力石政法(緑)

 注目はスーパーフェザー級のアジア最強を決める木村と力石の決戦。木村が「守りのボクシングではなく攻めて楽しもうと思います。KOで勝って世界につなげたい」と言い放てば、力石も「試合が成立してうれしく思う。木村選手も僕も強い相手と戦ってきて実績も実力もある選手。勝った方が世界戦が来年中にできると思っている。完全にたたきのめして僕が世界に行きたい」と意気込んだ。

 興毅ファウンダーも自信を持って送り出すカードとなる。「スーパーフェザー級で、かつて畑山(隆則)選手とコウジ有沢選手が世界戦ではないのに対戦をして勝った方が世界に行くという注目のビッグマッチがあった。それに匹敵するぐらいの現代の日本人頂上決戦がまさにこのカード」とファン待望の一戦であることを強調。「勝った方が世界チャンピオンになるんじゃないかと思っている」と期待した。

 また2008年北京五輪柔道100キロ超級金メダリストの石井慧ことサトシ・イシイも8月のボクシングデビュー戦に続いて参戦する。「クロアチアから来ました格闘家石井慧です。好きなバナナは食べ物です」とジョークを交えてあいさつ。しかしまったく受けず「バナナだけに滑ってしまいました」と苦笑いした。前回はクロアチア国籍での海外選手としての扱いだったが、今回は日本のジムへの所属手続きを行っている最中だとも明かした。

 デビュー戦ではフィジカルを生かして高山秀峰(スパイダー根本)に4回判定勝利。今回も「少しでも日本のヘビー級を盛り上げられるように頑張ります。たっぷり12分戦いたいと思います」と判定勝ち宣言をした。

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