野上元王者夫婦主催ボクシング・スパー大会 亀田興毅氏らゲストに150人が参加
プロボクシングのチャンピオン夫婦で知られる野上真司氏、奈々氏が18日、大阪府堺市でキッズボクサーらを対象に「スパーリング大会」を開催した。夫婦が運営するディアマンテプロモーション主催のボクシングフェスタで今回が4回目。堺市の後援を受け、小学生1年生から60歳まで150人が参加した。
ゲストには元3階級制覇世界王者の亀田興毅ファウンダー、元日本ライト級王者の土屋修平氏、元日本ミニマム級王者の金光佑治氏、現役では元WBOアジアパシフィックライトフライ級王者の冨田大樹、WBO女子アジアパシフィックミニマム級王者の吉川梨優那、17日の全日本新人王戦フライ級を制した二階堂迅が参加。イベントを盛り上げた。
元WBOアジアパシフィックスーパーフェザー級王者の野上真司プロモーターは「ボクシング界の底辺は将来を担う子供たちやファンの皆さんが支えている。その層が楽しめて、“主役になれる大会”を作りたかった。サポートに来てくれたチャンピオンたちもみんな『ボクシングが大好きで盛り上げたい』との思いから参加してくれた」と感謝した。
元女子WBO世界、WBC暫定世界フライ級王者の野上奈々会長は「今回で4回目になる同大会ですが、毎回多数の選手たちが集まってくれ、回を重ねるごとに選手たちのレベルが上がってきているのを感じます。いつかこの中から将来大舞台に立つような選手が出る予感がします」と、満足そうに振り返った。