亀田和毅 元協栄ジム会長・金平氏新ジムに移籍 「最後は日本で」故郷・西成で再出発

 プロボクシング元世界2階級王者でWBA世界スーパーバンタム級2位の亀田和毅(31)が、元協栄ジム会長の金平桂一郎氏(57)が大阪市西成区に新設するジムに移籍することが21日、明らかになった。今年4月からTRYBOX平成西山ジムに所属していた。

 国内最多の世界王者13人を輩出した協栄にはかつて和毅の兄、興毅氏(36)、大毅氏(33)が所属した。海外を拠点にしていた和毅も16年10月に移籍し、18年11月にWBC世界スーパーバンタム級暫定王座を獲得。世界2階級制覇を果たした。

 しかし、協栄は19年に実質的オーナーとの間で経営上の問題が起こり、東日本ボクシング協会に休会届を提出。活動を休止していた金平氏は、今年11月に西日本協会への転籍を申請し、来年の世界挑戦を見据える和毅をバックアップすることになった。

 「協栄」の名は別に新規ジムとして登録されているため、金平氏のジム名は、和毅を示す「TMK」が冠されるという。西成は亀田3兄弟の故郷。「最後は日本で王者になりたい」と希望する和毅が、原点から再出発する。

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