亀田和毅 井上尚弥に勝つ自信の根拠を説明「1階級の壁がすごく大きい」

 ボクシングのTMKジムは4日、元世界2階級王者でWBA世界スーパーバンタム級2位の亀田和毅(31)=TMK=が2月25日に、大阪南港のATCホールで、WBA世界同級13位のルイス・カスティージョ(26)=メキシコ=と移籍初戦となる56キロ契約10回戦を行うことを発表した。

 和毅は大阪市西成区の同ジムで会見。「圧倒して勝って、ムロジョンとタパレスの勝者とやりたい」とWBA・IBF世界スーパーバンタム級王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)とマーロン・タパレス(フィリピン)の勝者への挑戦を見据えた。

 バンタム級4団体を統一した井上尚弥(大橋)が転級を表明していることもあり、スーパーバンタム級への注目は高まっている。「まずは自分がチャンピオンになることですね。井上チャンピオンがいつバンタムから上がってくるのか分からないけど、タイミングが一致すれば」と対戦も望む。

 常々、井上に勝つ自信があるとも公言しているが、それについても言及。「井上チャンピオンはライトフライ級から上がってきている選手で、俺は最初からバンタム。ボクシングは階級スポーツなので。バンタムからスーパーバンタム、スーパーバンタムからフェザー、ここの1階級の壁がすごく大きい。これはたぶん選手にしか分からない。俺もバンタムからスーパーバンタムに上がってパワーとか体の強さとか感じた。そういうところも出てくるので」。階級の壁と体格差が自身に有利に働くと説明した。

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