サトシ・イシイ“日本選手初陣”で連勝狙う 「もらっていい?」“サラダチキン挑発”も収めた
「ボクシング・3150FIGHT vol.4」(6日、エディオンアリーナ大阪)
亀田興毅ファウンダー(36)が手がける「3150FIGHT vol.4」の計量が5日、大阪市内のホテルで行われ、ボクシング2戦目に臨む北京五輪柔道100キロ超級金メダリストの石井慧ことサトシ・イシイ(36)は112・5キロで計量を通過した。101・5キロのハン・チャンス(31)=韓国=と対戦する今回からミツキジム(堺市)所属となり、国内ジム所属選手として活動する。
昨年8月の「3150FIGHT」でボクシングデビューを飾った。クロアチア国籍を持つため、当時は同国からの海外選手としての参戦だった。今回“日本選手”として初陣を迎える。
幾多の経験を重ねてきている男は会見でも存在感を見せた。第1試合に出場する芝野浩記(スパイダー根本)が対戦相手の森本竜馬(KWORLD3)を「チキン」と挑発し、サラダチキンを手渡す。森本も「お前が食っとけ」と応戦したが、ここでイシイが横から「もらっていいですか?」と何事もなかったかのように引き取って邪険な空気を収めた。
「心身ともに良い状態」と好調を宣言。デビュー戦に続く連勝を狙っている。