サトシ・イシイ「これで最後」まさかの“引退宣言” 決め手なくドロー「ボクシングは難しい」

 「ボクシング・3150FIGHT vol.4」(6日、エディオンアリーナ大阪)

 ボクシング2戦目に臨んだ北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストの格闘家、石井慧ことサトシ・イシイ(36)がヘビー級4回戦を行い、ハン・チャンス(韓国)と判定1-0で引き分けた。

 1回、いきなり左の強打を相手の顔面にヒット。しかし、その後、両者とも決め手はなし。「やっぱり煮え切らない試合になった。ボクシングは難しいという感じ」と試合後は言葉少な。ショックは隠せず「これで最後にします、ボクシングは…。ありがとうございました」と、まさかの“ボクシング引退宣言”で会見を打ち切った。

 昨年8月にボクシングデビュー。クロアチア国籍を持つため、同国からの海外選手としての参戦だった。今回からはミツキジム(堺市)所属となり、国内ジム所属選手としての初戦で苦しい結果となった。

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