井上尚弥が弟・拓真の世界挑戦を後押し「兄弟同時に世界チャンピオンに」「井上家の夢」

 返上する4本のベルトを手にポーズをきめる井上尚弥(撮影・金田祐二)
 返上する4本のベルトの重みに悲鳴をあげる井上尚弥(撮影・金田祐二)
 スーパーバンタム級に向けて始動する(左から)井上真吾トレーナー、井上尚弥、大橋秀行会長(撮影・金田祐二)
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 ボクシング4団体統一王者の井上尚弥(29)=大橋=が13日、横浜市内のホテルで23年の活動の記者会見を行い、同席した大橋ジムの大橋秀行会長(57)が、弟の井上拓真(27)=大橋=の世界戦挑戦へ向けて交渉していることを明かした。

 バンタム級4団体統一を果たした井上が王者返上し、空位になることで大橋会長は「拓真が王座決定戦に出るようにそちらも交渉中であります」と明かした。

 弟の拓真はWBA2位を筆頭に、IBFとWBOが5位、WBCで6位にランクされている。弟の拓真についてスーパーバンタム級に転向する兄の尚弥は「もちろん井上家の夢である兄弟での同時の世界チャンピオンという目標は、今もずっと掲げてトレーニングは積んでますし、そこに向けて頑張っていて、僕がこのタイトルを返上して、スーパーバンタム級に上がることで、そこで兄弟同時に世界チャンピオンになれることを、今や近々の目標として掲げてやっています」と拓真の世界挑戦を後押しした。

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