鷹木信悟 2連敗中だったノア・中嶋勝彦にリベンジ「鷹木信悟が生まれ変わるきっかけだと思っている」
「プロレス・新日本」(21日、横浜アリーナ)
新日本プロレスとノアの対抗戦「WRESTLE KINGDAM17 in 横浜アリーナ」で、新日本ユニットのL・I・J(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)とノアのユニット、金剛のシングル5番勝負、4戦目は鷹木信悟と中嶋勝彦が対戦し、鷹木が得意技のラスト・オブ・ザ・ドラゴンを鮮やかに決め、過去2度中嶋に負けているシングルマッチで三度目の正直を果たした。
05年、12年と敗れたが、この日は勝利への強い決意で中嶋に対峙(たいじ)した。ローキックを浴びせる中嶋に鷹木は逆水平チョップで対抗。パンピングボンバーを決めると最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンで勝利を飾った。
試合後のバックステージでは椅子に座り込み勝利の余韻に浸った。「この対戦が決まってから俺は憂鬱(ゆううつ)だった。笑っても心の底から笑ってなかったよ。ホント、憂鬱(ゆううつ)だった。そりゃそうだろ。俺が初めて負けたのは2005年だよ。近い将来、必ずリベンジすると言ってから18年もたっちまった。だが、これがプロレスのいいところだな。18年越しのリベンジだよ。この勝利は大きいぞ。鷹木信悟が生まれ変わるきっかけだと思っている」と自身に納得。この勝利で次戦の内藤も拳王に勝利し、5番勝負は3勝2敗と新日本がノアに勝ち越した。