皇治の新大会、慣れない会見で90分延長「デートあるのに…」微妙パフォに失笑も親心

 対戦カード発表会見をする皇治(撮影・佐々木彰尚)
 「NARIAGARI」に緊急参戦することになった城戸康裕(右下)=撮影・佐々木彰尚
 「NARIAGARI」開催への意気込みを語る皇治(撮影・佐々木彰尚)
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 人気格闘家の皇治(33)が21日、自身がプロデュースする新格闘技興行「NARIAGARI」(2月5日、大阪176BOX)のカード発表会見を都内で行った。地下格闘家やアマチュア選手らを中心に16試合の組み合わせが発表され、元K-1の平山迅や城戸康裕も参戦する。ただ、ほぼ初めての大会前会見に慣れない出場者たちはパフォーマンスや挑発を手探り状態で行ったため、会見時間はどんどん押し、予定時刻から約1時間30分遅れてようやく終了。皇治は「この後デートがあるのに」と冗談めかした。

 皇治CEOが「エンタメ性も大事」と自己プロデュース力も求めているだけに、各出場者は不慣れな会見で必死に舌戦やアピールを仕掛けたが、流れに関係なく“演説”を始める選手も現れるなど、時間はどんどん押した。ヘルメットや紙オムツなど持参物でパフォーマンスする者もいたが、皇治は微妙な空気に苦しそうな表情を浮かべたり、こらえられず噴き出してしまう場面も続いた。

 それでも「(選手の)名前は誰も知らないが、成り上がりたい選手をみなさんに覚えてもらうチャンス」と、出場者のアピールチャンスを強制的に止めることはしなかった。「みんなが自分で考えてきたと思う。素晴らしい。もっと慣れてきたら、しゃべりも短くなってくると思う」と“親心”を見せつつ、「(自分の視点が)おやじみたい」と自虐。モテてしゃーないCEOは、この後デートの約束があるとうそぶき「(会見が大幅に遅れて)ヤバイですよ(笑)」と腕時計をのぞいていた。

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