元王者の村田が揺れる心境明かす 昨年の世界王座統一戦で敗れる
元世界ボクシング協会(WBA)ミドル級スーパー王者の村田諒太(帝拳)が25日、東京都内で取材に応じ、去就について「ボクシングを続けるなんて現実的に考えられる状況じゃない」と心境を語った。結論かとの質問には「自分だけでは出せない。求められればそこで働くが、得るものが名声とお金以外にない」と話し、明言を避けた。
12日に37歳となった村田は昨年4月、さいたま市で行われた世界王座統一戦でゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に9回TKO負けした。この日は日本スポーツ学会大賞の表彰式に出席し、記念講演も行った。