村田諒太 揺れる心境を吐露 進退「自分だけでは結論出せない」
ボクシングの元WBA世界ミドル級王者の村田諒太(37)=帝拳=が25日、東京都渋谷区のハクジュホールで日本スポーツ学会大賞を受賞し、記念講演を行った。そして、今後の進退について揺れ動く心境を吐露した。
昨年4月にIBFミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に敗れた後、去就は未定となっているが「現実的に現役を続けるとか考えられないが、求められれば考えます。ただ、自分だけでは結論を出せない」と話した。
この日「過去、現在、未来」と題した講演中も「考えは変わるものなので語ることはできない」と言い、場内からの笑いを誘った。また、日本スポーツ学会が支援するアスリートのセカンドキャリアをサポートする考えを明かした。