尚弥のいとこ・井上浩樹 復帰戦の前日計量クリア「やるからには世界チャンピオンに」
「ボクシング・スーパーライト級8回戦」(16日、後楽園ホール)
ボクシングのスーパーライト級8回戦(16日、東京・後楽園ホール)の前日計量が15日に行われ、約2年半ぶりの復帰戦となる元日本同級王者の井上浩樹(30)=大橋=が63・5キロでクリアした。井上浩は前世界4団体統一バンタム級王者・井上尚弥と元WBC同級暫定王者・井上拓真(ともに大橋)のいとこ。20年7月のタイトル戦で敗れ、負傷に悩まされていたこともあって一度は引退した。
その後、井上尚から熱心なカムバックの誘いがあり、昨年1月に復帰を決意した。「やるからには世界チャンピオンになりたい。変わったところを見てほしい。『変われる強さ、変わらぬ想い』です」とオタクボクサーらしく、ゲーム「テイルズ・オブ・エターニア」のキャッチコピーで再出発の決意を口にしていた。