大乱闘で会見中止に 皇治が芦澤竜誠と舌戦 4・1対戦前に場外戦
格闘家の皇治が16日、4月1日の「RIZIN.41」(丸善インテックアリーナ大阪)で対戦する芦澤竜誠と記者会見に臨み、大乱闘を繰り広げた。
すでに対戦は発表されていたが、RIZINキックボクシングルール61・0キロ契約3分3Rでのルールに決定。K-1を経てRIZINに参戦する流れは両者同じだが、芦澤はこの試合を持ってキックボクシング卒業を明言した。
今回も芦澤はMMAルールを望んでいたようで、「MMAでやれよ、雑魚。コラ?何ルールでやんだ」と挑発。皇治も「お前みたいな素人と(MMAで)やってどうすんだ。お前とMMAでやっても面白くない。お前が一番雑魚やろ」とやり返し、大舌戦となった。
その後、芦澤がヒートアップし、「けんかすんのか?今引っぱたくぞ」と視線を送ると、皇治は「今、たたいてみろ、来い」と余裕の笑み。すると、ついに芦澤が数メートル左にいた皇治のもとへ突進し、跳び蹴りをかました。進行役が「危ない!」の声を出すも、皇治もきっちりはたき返し、関係者が入り乱れる騒動に。再び、進行役が「収拾がつかなくなっています。これで質疑応答を終わらせていただきます。危険な状況となっています」と語り、会見は中止となった。
榊原CEOは「ふたりとも舌戦ができる。リングの上での戦いも期待したい」と、本番での戦いに注目した。