内藤哲也 万感の介錯 ディスティーノで武藤沈め「こんな幸せなレスラー他にいない」

 「KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE ~HOLD OUT~」(21日、東京ドーム)

 プロレス界のスーパースター・武藤敬司(60)が、新日本の内藤哲也(40)との引退試合に臨み、38年4カ月の現役生活に終止符を打った。内藤はドラゴンスクリューや足4の字固め、シャイニングウィザードなど武藤殺法で攻め立て、最後はデスティーノで沈めた。

 介錯(かいしゃく)を果たし「俺は武藤選手に憧れプロレスラーになり、ここまで歩んできて良かった。引退試合の相手に指名されてうれしくないわけがない。こんな幸せなレスラーは他にいないでしょ」と感慨深げ。「俺のレスラー人生は続くので、武藤選手のように皆さんに惜しまれる最後を迎えたい」と今後への継承を誓った。

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