BD7 空手女子対決で物議 勝利のいわち「反則と言われている件」説明 ネット批判に再戦も歓迎
朝倉未来が代表取締役社長を務める格闘技イベント「BreakingDown7」に出場した女子格闘家・いわちが22日、自身のYouTubeチャンネルを更新。「反則と言われている件について」のタイトルで動画を投稿した。
極真空手元世界チャンピオンのいわちは、極真空手5年で世界大会8位の実績もある木村美玲と対戦。壮絶な打ち合いとなった試合は、延長ラウンドで片膝をついた木村がダウンを取られ、判定の末にいわちが勝利した。
試合後、ネットでは木村がダウンした場面について物議を醸し、片膝をついた木村にいわちが数発パンチを浴びせたことが反則ではないかという声が上がった。
いわちは「この件についてどう発言しようか考えていた」と前置きした上で、「2ラウンド目、物議を醸している件に関して、私の見え方は自分の目線よりちょっと下だったので、(木村が)かがんでいるのか、それとも、効いているのか、自分でも分からなかった」と、意図的ではなかったと説明した。
1ラウンド目でコンタクトが取れていたため、視界もぼやけていたとし、「スリップなのかダウンか分かってなかった。止まってないならいくしかないと私は攻撃を続けました。で、その後、ダウンとなったので、周りからみてダウンだったんだな、とその時思った」と振り返った。
また、木村がスリップしたように片膝をついていたことで、「ダウンではない」という声も挙がっている。これには、「私も正直、効いて倒れたんじゃなくてスリップだったんだと思った。いろんな人に投げてたと言われたが、私は空手出身なので投げの競技ではなくて、投げようと思って動いたのは一切なくて。ボクシングに慣れてなくてパンチがへたくそなので、そう見えてしまったのかも」と率直な思いを口にした。
最終的には「圧倒的に勝てなかった私が悪い。もっと強くなって圧倒的な試合をするしかない」と反省も。再戦については準備期間が必要としながら「全然やりたいです」と前向きだった。
いわちはぽっちゃりお腹で注目を浴び、ブレイキングダウンでは女子の注目選手。前回大会でせりなに敗戦したが、今季は勝利を挙げ涙した。