ブレイキングダウン 失神KOでネット物議 勝者の樋口武大が状況説明「レフリーにも聞いた」「再戦でも無効試合でもいい」
総合格闘家の朝倉未来が社長を務める1分1ラウンドで争う格闘技イベント「BreakingDown7」に出場した格闘家・樋口武大が26日、ツイッターを更新。近藤優太との試合がネット上で物議を醸していることを受け、「アンフェアとか言うなら再戦でも無効試合でもいいです。近藤優太選手には気の毒なことした」とつづった。
試合は元アウトサイダー選手の樋口が、“喧嘩屋”近藤をバックチョークで絞め落とし、貫禄の一本勝ち。格闘技経験の差を見せつけた。
試合後、ネットでは「樋口君、MMAだと半端なく強い」、「寝技強すぎ」などの声が寄せられる一方、一部のファンから「寝技10秒ルールだったのに失神するまで40秒くらいかかってる」、「ルールが曖昧」、「試合無効だよ」など物議を醸していた。
樋口は25日、インスタライブでもこの件について言及。樋口自身もパウンドでパンチを浴びせている時点で「おかしいな?」と10秒ルールがよぎったという。その後、チョークに移行したところで、「レフリーの方がカウントしてたので、絞めていいんだと思ってバッと絞めて絞め落としたんですよね」と説明した。
勝利を決めてからも「あれ?俺の勝ちでいいの?」と思ったという。レフリーには「寝技10秒で、おれ勝ちでいいんですか?」と確認。「そしたら、パウンド打ったりとかチョークをしてたから、動きがあったから10秒以上だったと言っていて」と、明かした。
近藤側からも抗議や不満の声は出ていない。とはいえ、樋口も近藤の心情を察し、「近藤優太選手は寝技が10秒ということで練習していたと思うんですよね。ちょっと気の毒」とフォロー。「自分としては7・5とかで再戦もOKです。寝技10秒で構わない。再戦、見たがる人もいないと思うけど。話があれば」とうなずいた。