遠藤美月が9・10後楽園ホールで引退!12日のWAVE後楽園では志田光のレジーナ王座に挑戦!

 元LLPW社長の遠藤美月選手(51=フリー)が2日、引退を表明。9月10日に後楽園ホールで引退興行を開催し、32年1カ月のプロレス生活に別れを告げることになった。WAVEが12日に開催する後楽園ホール大会では、レジーナ王者の志田光にアイガーの挑戦も緊急決定。また4月22日、山梨県小瀬スポーツ公園体育館サブアリーナで初の自主興行を開催し、凱旋マッチを行うことも決まった。

 遠藤は1991年8月4日の後楽園ホールで、ジャパン女子最後の新人としてデビューした古参兵。この日の会見は、初陣の対戦相手でもあったWAVEの二上美紀子会長が同席。引退興行などのサポートを約束した。昨年7月にLLPW-Xを退団。フリーとして活動し、今年は尾崎魔弓が2月に開催した「R45~ババアをなめるなよ!~」(新宿FACE)にも参戦した。引退は50歳を過ぎたころから考えていたそうで、今年に入って「もう終わっても後悔しない」と決断した。

 92年1月のジャパン女子解散後は、92年8月に旗揚げしたLLPWに参加。2007年に神取忍が参院議員になった際は、8月に第4代社長に就任した。対抗戦時代の93年に第22第全日本ジュニア王座、02年は第10代LLPW6人タッグ王座(青野敬子&天野理恵子)、04年と07年には第3代&5代LLPWタッグ王座(アイガー&沖野小百合)、12年はアイガーとして第11代トライアングルリボン王座を獲得している。

 アイガーは03年8月の海峡メッセ下関大会から登場した怪奇派レスラーで、遠藤が代理人を務めてきた。遠藤の引退に反応して、レジーナ王者の志田がV5防衛戦の相手にアイガーを指名した。2人は仙台女子の10周年大会(16年11月29日・後楽園ホール)で一騎打ちを行っており、アイガーにとって今回はリベンジ戦。全日本ジュニアを除いてシングル王座に縁がない遠藤は「ベルトを取っちゃいますよ。アイガーに言っておきます」と檄を飛ばす。

 故郷で開催する4月の凱旋大会にはアジャコング、橋本千紘らも参戦する。LLPWの旗揚げメンバーも遠藤が引退すると、神取1人になってしまう。残り半年間となるリング生活に「無事に完走したい」と、完全燃焼を目指す。

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