藤波辰爾氏 声詰まらせ「永遠の師匠でありヒーロー」アントニオ猪木さんお別れ会 現役選手も多数参列

 アントニオ猪木さんの祭壇
 開場前から並ぶ参列者
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 昨年10月1日に心不全のため死去したアントニオ猪木さん(享年79歳)のお別れ会が7日、東京・両国国技館で行われ関係者、一般ファンら多数の来場者が参列。新日本プロレスのオカダ・カズチカ、棚橋弘至、ノアでは清宮海斗、拳王、諏訪間ら現役選手が参列した。

 開会後、新日本プロレスでともにリングに上がった藤波辰爾氏は、お別れの言葉を贈った。「初めてあなたにあったのは16歳でした。私は、今69歳になりました。田舎の少年がブラウン管に映し出される、あなたの勇姿に夢をみて憧れました」と時折、声を詰まらせ「私の決断は間違っていなかったと、心に確信しています」としみじみと振り返った。

 さらに藤波氏は「自分の親よりも長くすごしたあなたの存在をずっと忘れることはないでしょう。私はまだ、あなたから教えられた闘魂を胸に戦い続けています。魂を後輩たちにつないでいきます。最後になりますが、あなたは私の永遠の師匠であり、ヒーローです。ゆっくりとやすらかにお眠りください」とご冥福をお祈りした。

 また、ビデオではドリーファンク・ジュニア、タイガー・ジェット・シンが異国の地からメッセージを贈った。タイガージェット・シンは「こんにちは、カナダにいますタイガー・ジェット・シンです。神のご加護がありますように。イチバーン、ナンバーワン!」と語った。最後は新日本プロレスのオカダ・カズチカと孫の猪木ナオトさんが祭壇の前に立ち「1、2、3、ダー」のかけ声でしめた。

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