プロボクシングのフェニックスバトルが１４日、後楽園ホールで行われ、日本ユーススーパーフライ級王座決定戦８回戦は山口仁也＝三迫＝が、中垣龍汰朗＝大橋＝を２ー０の判定で下し、新ユース王者に輝いた。

　手数が多く、左右のフックを決め、有効打を奪った。中垣も必死の応戦で、時折左ジャブを決めるなど打ち合いとなったが山口が制した。

　東福岡から大東文化大に進み、アマチュア時代は中垣に未勝利もプロで初勝利。「ホッとしてますし、めちゃくちゃうれしいです。作戦どおりいけてよかった。なかなかやりづらい相手でしたけど、勝ててよかったです」と喜びをかみしめた。

　今後については「ユースのベルトは取れたので、もっと上のベルトを取ってランカー上がって、日本タイトルに挑戦できるように頑張りたい」と目標を語った。プロ入り後３戦全勝（２ＫＯ）となった。