人気アイドルグループＳｅｘｙＺｏｎｅの菊池風磨が兄のプロボクシングの菊池音央（１９）＝新日本木村＝が１５日、後楽園ホールでプロデビュー戦の１６日・ＤＡＮＧＡＮ４回戦（後楽園ホール）、６４・５キロ契約のデビュー戦に向けて計量に臨み、一発パスした。

　当日はメインイベントでの試合となり相手は新村康行（３３）＝ＳＲＳ＝と対戦。「メインで出場するということは２、３週間前に知りました。ありがたいことだと思います」と感謝した。

　身長は１８１センチと長いリーチも武器となるが「接近戦の方が得意」と明かした。強力な左フックと高度な技術を要するスリッピング・アウエーも得意とする。尊敬する選手はライアン・ガルシア（米国）、前４団体バンタム級王者の井上尚弥、元ＷＢＯアジアパシフィックスーパーフェザー級王者、木村吉光といったチャンピオン。「ＫＯ勝ちしたいけど、焦らないで頑張りたい」と静かに闘志を燃やした。

　木村会長は「身長もあるし、リーチもある。いい試合をしてくれると思う」とジムの期待の新鋭に期待を込めた。